ここあです。
オウンドメディアをWordPressで構築すると…
- Webサイトやブログのデザインをカスタマイズしたい!
- データのバックアップを取りたい!
こんなことを思ったり
さらには…
- サイトをカスタマイズしたいのに、phpファイルが見当たらない
- ブログをカスタマイズしたら、バグって画面が真っ白になった…
など、こんなトラブルが起こることもあります^^;
そんな時、非常に役立つ便利なソフトが
ファイル転送ソフト(FTPソフト)です。
オウンドメディアとしてWeサイトを立ち上げたばかりで
Webサイトやブログの運営にも不慣れな間は
なかなかサイトのカスタマイズなどには気が回らないかもしれません。
しかし、いずれにしても
データファイルのバックアップを取る時にも
非常に便利なのが、FTPソフト「FileZilla(ファイルジラ)」です。
今回は、そんな便利なFTPソフト「FileZilla」の使い方や
インストール方法などについて詳しく解説していきます。
FTPソフト:FileZilla(ファイルジラ)とは?
FTPソフトとは…
サーバーに置いてあるテキストファイルや
画像データをあなたのパソコンにダウンロードしたり
あなたのパソコンから
データをアップロードしたりするためのソフト。
いわゆる、ファイル転送ソフトになります。
FileZilla(ファイルジラ)というのは…
このFTPソフト(転送ソフト)のうちの1つ。
FTPソフトは有料なものから
無料なものまでいろいろありますが
FileZillaは…
- アフィリエイター
- プログラマー
- プロのWebサイト制作者
に至るまで幅広く使われている
非常に信頼度の高いFTPソフトです。
FileZillaは転送速度やセキュリティー面も
優れているので安心して使うことができる上に
しかも無料というかなりステキなソフトです^^
ということで、そんなステキなFTPソフト
FileZillaをインストールして使い方をマスターしましょう。
FTPソフト:FileZillaでできること
FTPソフトであるFileZillaが活躍するのは
先にもお伝えした通り…
- サイトのデザインをカスタマイズする時
- WordPressのデータファイルをバックアップする時
などに非常に便利です。
特に、WordPressを使ったサイトをカスタマイズする場合…
子テーマを使ってカスタマイズするのが基本ですが
- テンプレートによっては子テーマ自体が存在しない
- 子テーマの編集画面にphpファイルが見当たらない
ということがあったりします。
そんな時、FileZillaがあれば…
- ファイルをコピーして子テーマを作る
- phpファイルをコピーして子テーマで編集する
ということもできるようになります。
さらに、FileZillaを使うことで
あなたのWordPressのディレクトリ(フォルダ)データを
丸ごとコピーしてバックアップを取ったり
カスタマイズで編集したいファイルだけを
部分的に抜き出してバックアップしたり
カスタマイズすることもできます。
また、
- WordPrsssのバーションアップをする時
- WordPressのテンプレートをバージョンアップする時など
あなたのWebサイトを
カスタマイズするしないに関わらず
WordPressやテンプレートのバージョンアップをする時にも
FileZillaで簡単にバックアップを取ってから
更新することができます。
というのも、悲しいことにWordPressとテンプレートの相性が
必ずしもそれぞれのバージョンとマッチするという
保証がないんですね…^^;
WordPressとテンプレートの相性が合わない場合
最悪、これまで使えたテンプレートの機能が
使えなくなるなど、そんなトラブルも起こります。
実際に、私が遭遇したトラブルがこちら…
私の場合は、たまたまテストサイトでのトラブルだったので
それほど気に病むことではありませんでしたが
仮にメインサイトでそんな事態が起こったりでもしたら
あなたも気が気でなくなるはず…。
だから、あなたが使っているWordPressのテーマファイルを
いつでも丸ごとコピーしてバックアップを取ることができる
FTPソフト(FileZilla)が使えるようになっておくと非常に安心ですよね^^
FileZillaを使うメリット
FTPソフト「FileZilla」を使うメリットは…
- phpファイルなどをコピーして直接テキストエディタで編集できる
- 子テーマにないファイルを親テーマからコピーできる
- WordPressのデータが丸ごとバックアップできる
など、いろいろあります。
ワードプレスの場合は、テーマ編集画面から
直接phpファイルを触ることもできますが…
特に親テーマで直接phpファイルを編集するのはかなり危険です。
だからそんな時は、FileZillaを使って
親テーマにしかないファイルを子テーマへとコピーし
子テーマで編集することで、テーマ編集のリスクも軽減できます。
また、phpファイルを編集していると…
突然WordPressの管理画面が真っ白になることもあります。
そうなると、もうWordPressの管理画面から編集するどころか
修正すらできなくなってしまうんですね…^^;
しかし、そんな状況になっても、
しっかりとバックアップファイルさえとってあれば
最悪、FileZillaを使ってファイルの上書きをすれば元に戻せるし
FileZillaからサーバーのファイルにアクセスして
phpファイルを直接編集し、復元することもできます。
特に、このような
管理画面すら見れなくなったというトラブルが生じた場合
FTPソフトでしか直接エラーの部分を修正できません。
仮にそんなトラブルの状況が長く続いてしまうと
訪問者があなたのWebサイトにアクセスできなくなり
SEO的にもかなりの悪影響を及ぼすリスクさえあります。
だから、オウンドメディアを運営する以上は
どんな状況におかれても、いつでも正常な運営ができるように
FileZillaのようなFTPソフトは必ず導入しておく方が安全です。
特にあなたのオウンドメディアを細部までカスタマイズする場合は
FTPソフトは必須です。
遅かれ早かれFTPソフトを使うのであれば
早いうちにFileZillaを導入して
慣れておくに越したことはありませんよね…^^
FTPソフト:filezillaの導入方法
それでは、FileZillaの導入方法から説明していきます。
FTPソフトは有料のものもありますが
WordPressでオウンドメディアを運営する分には
無料ソフトのFileZillaが優秀なので、これ1つだけで十分です。
先にもお伝えしたようにFileZillaは
- アフィリエイター
- プログラマー
- プロのWeb制作者
まで、幅広く使われている人気の高いFTPソフトです。
しかも、海外製品でありながら
日本語にもちゃんと対応してあるので安心して使えます。
FileZillaのダウンロード方法
FTPソフトは基本的に…
Windowsでしか使えないものも多いですが
FileZillaはWindowsだけでなくMacでも使うことができます。
私はMacユーザーなのでFileZillaがあって非常に助かっています^^
FileZillaは以下のサイトからダウンロード可能です。
ちなみに、バージョンはFileZilla3.35.1が最新となります。
FileZillaのダウンロードサイトに移動すると…
このように、Windowsの場合は64bit版と32bit版に分かれています。
Microsoftの公式ページで、あなたのパソコンが
32bit、64bitのどちらかであるか判断する方法が
分かりやすく解説されています。
あなたがWindowsを使っている場合は…
FileZillaのインストールファイルをダウンロードする前に
Microsoftの公式ページから確認し
必ず対応している方をダウンロードしてくださいね^^
また、Windows版の場合はダウンロードファイルが
- ○○.exe(recomended)
- ○○.zip
の2種類がありますが、○○.exeの方が推奨となっているので
○○.exeの方をダウンロードすればOKです。
Windowsはややこしいですね…^^;
ということで、私はMacユーザーなので
Mac版をダウンロードしました…(笑)
FileZillaのインストール方法
以下、スクリーンショットはMac版となります。
Windows版に関しては、スクリーンショットはありませんが
テキストだけでも十分インストール方法が分かるように
Mac版の下にインストールの流れをまとめてあるので
確認しながら進めてくださいね。
Macユーザーの場合
ここからは、Macユーザーのインストール方法となります。
FileZillaの最新版のデータをダウンロードしたら
zipファイルをダブルクリックして解凍します。
zipファイルの解凍が終わると
このように、FileZillaのアプリケーションが表示されます。
そのままFileZillaのappファイルを
ハードディスクにあるアプリケーションフォルダに
ドラッグしてコピーしましょう。
FileZillaがアプリケーションフォルダに
コピーできていればインストール完了です。
続いて、FileZilla.appのアイコンをダブルクリックし
FileZillaを立ち上げます。
初回起動時には以下のような
「開いてもよろしいですか?」というメッセージが出ますが
どうしようもないので、そのまま開くをクリックします(笑)
FileZillaが無事に起動すればインストールは完璧です。
使い方は後ほど説明致しますね^^
Windowsユーザーの場合
以下は、Windowsユーザーのための
FileZillaのインストール方法です。
私はMacユーザなので、スクリーンショットで
お見せすることができませんが、テキストで
できるだけ分かりやすくまとめています^^
以下、インストールの流れです。
1)FileZillaのダウンロード
ダウンロードファイルは拡張子が.exeとなっている方を選んでください。
2)FileZillaのインストール
ダウンロードした.exeファイルをダブルクリックしてインストールを始めます。
3)利用規約に同意する
FileZillaの.exeファイルをダブルクリックすると
利用規約が表示されるので、I Agreeをクリックし利用規約に同意しましょう。
4)利用ユーザーを選択する
利用規約に同意すると…
- Anyone who use this computer(all users)
- Only for me
という、PCを共有している場合に
他のユーザーも使えるようにするかを選択する画面が開きます。
FileZillaを
- 他のユーザーとも共有する場合:all usersにチェック
- 自分だけで使う場合:Only for meにチェック
を入れて、Nextをクリックしてください。
5)FileZillaの利用する機能を選択
次の画面に進むと…
- FileZilla Client
- Icon sets
- Languages files
- Shell Extension
- Desktop Icon
という5つの選択項目が表示されますが
これらはFileZillaの機能をどこまで入れるかを選択する画面です。
なので、ここでは全ての項目にチェックを入れて
Nextのボタンをクリックしましょう。
[aside type=”normal”]※Language filesにチェックをいれなければ、日本語でFileZillaを使うことができなくなります。Language filesには必ずチェックを入れてください。[/aside]
6)FileZillaのインストール先を指定する
FileZillaの5つの機能を選んだら
FileZillaのインストール先を選ぶ画面に切り替わります。
FileZillaのアプリケーションファイルの保存先に
特にこだわりがなければ、そのままNextをクリックしましょう。
※インストール先を変更したい場合は変更してください。
7)FileZillaのセットアップ
インストール先を設定すると、FileZillaのセットアップ画面が
表示されますが、何も触らずにNextのボタンをクリックしてください。
8)広告で表示されるソフトの無料インストールはチェックを外す
次に、Recommended for your computerと
よく分からないソフト名が表示されるかもしれませんが
この表示は無料ソフトならではの広告となります。
Reason Core Securityをインストールに同意するの部分は
チェックを外して、Nextのボタンをクリックします。
※違う広告が表示されるかもしれませんが、何が表示されてもチェックは外してください。
9)インストールの完了
NextのボタンをクリックするとFileZillaのインストールが始まります。
インストールが完了したらFinishのボタンをクリックしましょう。
インストール終了時に
Start FileZilla nowにチェックが入っていると
そのままFileZillaを開くことができます。
以上、テキストのみでの解説でしたがインストール自体は簡単なので
ダウンロードファイルだけ間違えないように気を付けてくださいね。
FileZillaの言語表示の切り替え方
「FileZillaを開いたら全て英語表記だ!」という場合は
さすがに焦りますよね…^^;
FileZillaは海外製品なので、100%ないとは言い切れません。
そんな状況になったことも想定して
言語表示の切り替え方も説明しておきます。
言語表示の切り替えは以下の方法で変更してください。
FileZillaを開いたら言語表示が英語だったという場合は…
画面上のFileZillaからSettingsを選択します。
SettingsをクリックするとFileZillaのSelect pageが開くので
Interfacceの中にある
- Languageをクリック
- Japanese(ja_JP)を選択
- OKをクリック
この流れで以下のように日本語設定をします。
OKをクリックすると、以下のメッセージが出ますので
OKをクリックしましょう。
何が書いてあるメッセージかと言うと…
「そのまま言語表示はすぐに変わらないので再起動してね」
と書いてあります。
ということで、OKをクリックしたら
一度FileZillaを終了させて、改めて立ち上げてください。
そうすると英語表記から日本語表記に設定が変わります^^
filezillaの接続方法(エックスサーバー)
FileZillaを開いたらあなたのパソコンと
サーバーを繋ぐための設定を進めていきましょう。
ここからは、MacもWindowsも
ほぼ画面の見え方は同じはずです…^^
今回はあなたがエックスサーバーで
契約されているのを前提に進めますので
エックスサーバー以外で契約されている場合は
サーバーの接続方法を確認しながら進めてくださいね。
※違うのは一部だけです。
まずは、画面一番左にあるアイコンをクリックします。
左上のアイコンをクリックすると
以下のサイトマネージャーというウインドウが開きます。
①新しいサイトをクリックすると、接続設定ができますので
②あなたが管理しやすい分かりやすい名前を入力してください。
続いて、右側の①〜⑥までを設定します。
詳細は以下の通りです。
- プロトコル:FTPファイル転送プロトコルを選択
- ホスト:メールで届いたFTPホスト名を入力
- 暗号化:使用可能なら明示的なFTP over TLSを使用を選択
- ログオンタイプ:通常を選択
- ユーザー:メールで届いたユーザー名を入力
- パスワード:メールで届いたパスワードを入力
エックスサーバーで契約した時に
【Xserver】■重要■サーバーアカウント設定完了のお知らせ
という返信メールがあなたに届いているはずです。
そのメールを確認すると…
本文の中に以下のようなFTP情報が記載されているので
メールに記載されたFTP情報を確認しながら
- ②ホスト名
- ⑤ユーザー名
- ⑥パスワード
を入力してくださいね。
なお、エックスサーバーのサーバーパネルにある
FTPアカウント設定でホスト名とユーザー名の
確認はできますが…
このようにパスワードは記載されておりませんので
必ず元のメールからFTP情報を確認してください…^^;
以上、全ての入力が完了したら
接続のボタンをクリックし、サーバーに接続します。
サーバーに接続する際に
不明な証明書というウインドウが表示された場合は
今後もこの証明書を常に信用するにチェックを入れて
OKをクリックしてください。
サーバーが無事接続できたら、接続設定は完了です^^
FTPソフト:filezillaの使い方(操作方法)
FileZillaであなたのパソコンとサーバーが繋がったら
あとは使うだけです。
FileZillaのウインドウは4つに分かれていて
一見ややこしそうではありますが…
使い方は非常に限られていますので
使い始めるとすぐに慣れると思います。
簡単に操作方法だけ説明しておきますね。
FTPソフト:filezillaの画面の見方
まずは基本的な画面の見方から…。
FileZillaの画面には
- 左側:あなたのパソコンのデータ
- 右側:サーバーにあるデータ
が表示されます。
つまり、左側はあなたが管理しているデータ。
右側はサーバーにあるWordPressなどのデータが表示されます。
サーバー側でもパソコンのデータと同様に
各ディレクトリ(フォルダ)をクリックすることで
フォルダの奥の階層までデータ自由に見ることができます。
また、フォルダの左にある▼をクリックすると
フォルダ内の階層がさらに表示され
フォルダを選択すると、フォルダ内のファイルが
以下のように、画面右下で確認することができます。
上記の場合は、homeフォルダを選択しているので
homeフォルダの中身が画面右下の枠内に表示されています。
また、一番上にある
..(ドットが2つ)の付いたフォルダを
ダブルクリックすることで1つ前の階層に戻ることもできます。
画面の見方は以上です。
ファイルのアップロードとダウンロードの仕方
FileZillaの画面の見方が分かったら
あとは、WordPrssのデータがある場所さえ分かれば
ファイルをダウンロードしたり
アップロードしたりすることができるようになります。
エックスサーバーの場合は
エックスサーバーで契約したID名のフォルダが
あなたのデータフォルダとなっています。
WordPressのデータを探す場合は
ID名 → ドメイン名 → public_html → wp-content → themesと辿ると
そのthemesフォルダ内にあなたがインストールした
テンプレートのファイルを見つけることができます。
データをダウンロードする場合は
画面左側、あなたのパソコン側で
ダウンロードしたい任意の場所を表示させておきます。
次に、サーバー側でダウンロードしたい
ファイルを選択し、右クリックします。
ファイルを右クリックすると
ダウンロードの項目が一番上に表示されるので
ダウンロードを選択すると
左側に表示させたパソコン側の任意の場所に
ファイルをダウンロードすることができます。
逆に、あなたのパソコンから
サーバーにファイルをアップする場合は
あなたがファイルをアップロードしたい
サーバーの階層を画面右側に表示させておきます。
続いて、パソコン側でサーバーにアップしたい
ファイルを選択し、ダウンロード同様右クリックすると
アップロードの項目が一番上に表示されますので
アップロードを選択すると
ファイルをサーバーにアップロードできます。
また、以下のWordPressデータ
- あなたのID名
- あなたのドメイン名
などの各ディレクトリ(フォルダ)を
パソコン側の任意の場所にコピーすることで
WordPressのサイトデータを
丸ごとバックアップすることができます。
以上、簡単ではありますが、FileZillaを使って
- 任意のファイルをサーバーからダウンロードする方法
- 任意のファイルをサーバーにアップロードする方法
- WordPressのデータをバックアップする方法
についてご説明致しました。
私の記事と照らし合わせながら
一度操作してみると簡単にできると思いますので
ぜひ一度試してみてくださいね^^
FTPソフトFileZillaのインストール方法と使い方まとめ
FTPソフトFileZillaの
ダウンロード方法からインストール方法
画面の見方から使い方まで簡単にご説明しましたが
いかがでしょうか?
FileZillaをインストールし、サーバーにさえ接続できれば
- カスタマイズしたいファイルをダウンロード
- WordPressデータのバックアップなど
に使えるだけではなく…
あなただけの限定特典として
ファイルをサーバーにアップし、サイト訪問者に
- 無料レポートを読んでもらう
- 画像ファイルなどまとめてプレゼントする
といったことも簡単に出来るようになります。
いずれにしても、FileZillaを使って
サーバーにデータをアップロードする場合には…
- ファイル名は必ず半角英数字
- アップロードはpublic_html内の任意の階層など
ファイル名の付け方やアップロード先に関しては
多少の注意と慣れが必要ですが
WordPressテーマの使い方や
オウンドメディアの運営に慣れるのと同じで
FileZillaも使っているうちにすぐに慣れてきます。
FileZillaはデータのカスタマイズやバックアップなど
少し使えるだけでもかなり便利なソフトなので
ぜひインストールして使ってみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!