ここあです。
近年、オウンドメディアは企業にとどまらず
個人で運営する人もかなり増えてきています。
私のこのブログもオウンドメディア…^^
世はまさに「オウンドメディアの黄金時代!」
ここ近年で、なぜオウンドメディアが
これほどまでに増えてきたのかあなたはご存知でしょうか?
一昔前まではテレビやラジオ・雑誌といった
マス媒体や紙媒体でしか情報を得ることができなかった私たち。
しかし、今や「1人1台が当たり前」と言われるぐらい
家庭にもパソコンやスマホが普及し
インターネットを通じて様々な情報を
自由に手に入れることが出来るようになりました。
そんな便利な世の中になったおかげで
今の私たちは、逆に、自分では処理し切れないほどの
情報過多にさらされてしまっています^^;
しかも、ここ近年はLINEやTwitter、Facebookといった
ソーシャルネットワーク(SNS)メディアの台頭によって
ユーザー(私たち)主導の情報がさらに増えたことで
これまでの従来型(一方通行)の広告メッセージが
世間に伝わりづらい環境となってしまっているのです。
だから、企業は自らの情報をコントロールし
顧客とのより良い関係を構築できるオウンドメディアを
持ち始めたというワケなんですね。
しかも、副業が解禁になったこれからの時代は…
企業だけでなく、個人が持つべきモノとしても
やはり、オウンドメディアが最適です。
これからは副業を始めるために
オウンドメディアを個人で所有する人が
ますます増えてくるんじゃないでしょうか?
ということで、今回は…
そんな時代に乗り遅れたくないあなたのために
オウンドメディアについて解説していきたいと思います。
オウンドメディアって一体なに?
オウンドメディアは英訳すると非常に分かりやすいです^^
「オウンド(Owned)」+「メディア(Media)」
つまり「Owned=所有する + Media=媒体」
所有する媒体ということになります。
ほんと、日本人は英語が話せないくせに
すぐに横文字を使いたがりますよね…^^;
そんなことはさておき…(笑)
オウンドメディア=ブログではない?
オウンドメディアとは…
所有する媒体ということになるので
何もWebサイトやブログだけではないんですね。
もちろん、Webサイトもオウンドメディアに含まれますが…
広くはカタログ、パンフレット、チラシ、広報誌なども全て
企業にとってはオウンドメディアに該当します。
ただ、これまでオウンドメディアの主流であった
パンフレットや会報誌などは、どちらかと言うと
一方通行に近い情報発信の媒体となるため
ここ近年、双方向でリアルタイムにコミュニケーションが取れる
Webメディア(特設サイトやブログ)が
特に注目されるようになっています。
だから、オウンドメディア=特設サイトやブログと
思っている人が非常に多いんですね。
オウンドメディアとブログの違い
最初にこのブログもオウンドメディアと
あなたにお伝えしましたが
実際のところ、オウンドメディアとブログとの違いは
一体何なんでしょうか?
そもそもブログというのは…
ウェブログ(Web log)の略。
あなたはブログと聞くと…
- アメーバブログ
- Livedoorブログ
- LINEブログ
- FC2ブログ
などを想像したりはしませんか?
そういったブログは基本的に個人や芸能人が
無料ブログサービスを使って日々のライフスタイルを
発信しているのが今も主流となっていますよね。
しかし、無料ブログはあくまでも
ブログサービスを提供している
企業の所有物となっています。
つまり…
無料ブログサービスを使ったブログというのは
厳密には、オウンドメディアにならないのです。
なので、自分のオウンドメディアとしての
ブログを所有する場合は…
誰もが簡単にコンテンツを管理できるCMSを使って
ブログを運営しなければなりません。
※CMS(コンテンツ管理システム):Webページの記述言語(HTMLやCSS)を知らなくても
Webサイトを構築して運用管理ができる非常に便利なソフトウェア。
これで完璧!WordPressでオウンドメディアを構築する流れを全て解説!
オウンドメディアとブログはコンテンツも目的も違う
ブログとオウンドメディアは
コンテンツの質や目的も大きく違います。
ブログとしてのコンテンツは…
芸能人のブログを見ても分かるように
個人的な日常の出来事を毎日つらつらと
載せていくのが一般的です。
しかし、オウンドメディアとしてのコンテンツは…
情報メディアとして
- 読者に役立つノウハウ
- ニュース(商品の最新情報など)
などが中心となります。
だからブログの目的は…
発信者がただ載せたいことを気軽に公開し
ライトユーザーへのアプローチを目的
としていることが多いです。
簡単にまとめると…
芸能人の場合 | 1人でも多くの人に興味を持ってもらうため |
企業の場合 | 企業の取り組みや、商品に少しでも関心や親近感を持ってもらうため |
こんな目的でブログを運営するケースがほとんど。
一方、オウンドメディアの目的はと言うと…
ブランディングや売り上げアップなど
あらかじめ明確な目的をもって
サイトを構築し、運営するのが一般的です。
だから当然、集客のためにSEO対策も行い
目的に応じて記事を公開するタイミングや内容も
綿密な計画の上、進めていきます。
さらに、コンテンツの質も大きく異なるので
ユーザーとの関係性も若干違うんですね。
ブログの場合は、発信者(芸能人など)が伝えたいことを
好きなタイミングで公開していくので
発信者 > ユーザー(読者)という関係になります。
例えば、個人の日記ブログだと…
店長のおすすめ料理を食べたんだけど、さすが人気店だけあって
めちゃくちゃ美味しかったです!また行きたいです♥︎
といった、ただの感想を述べた文章が多いですよね。
ある意味「発信者ありき」で、それを見た読者は
せいぜいいいね!ボタンをクリックする程度の
アクション(行動)しか起こしません。
オウンドメディアの場合は
ユーザーが知りたい情報を精査して
ユーザーに役立つコンテンツとして発信するので
同じランチの情報でも…
駅から徒歩5分と立地も良くて、ランチの平均予算は1人1,500円ぐらい。
サラリーマンが多いお店でしたが、女性でも気楽に入れる雰囲気でした。
といった、読者に役立つ情報としての記事となり
これを読んだ読者の反応は
「気になってたお店良さそうだし、今度そこで女子会しよう!」と
ブログの記事を参考にして、行動する人が多数います。
つまり、ブログとは真逆で
発信者 < ユーザー(読者)という関係になるんですね。
さらに、読者であるユーザーのアクセス解析を行うことで
ユーザーの行動パターンを把握し、戦略を見直すという点が
ブログとの大きな違いにもなってきます。
日常の雑記ブログを運営している場合は
読者の行動パターンを分析することもなければ
誰に読まれ、どれだけアクセス数があるのかも
ほとんど気にすることはありません。
なので、このブログも当然、私がただ書きたいことを
発信しているワケではなく、読者であるあなたのことを
第一に考え、これら情報をまとめてから発信しています。
しかも、このブログの媒体は無料ブログではなく
CMSであるワードプレスを使ってサイト構築しています。
だから、私のブログはオウンドメディアになるんです。
これがブログとオウンドメディアの大きな違いとなります。
オウンドメディアが今、注目されている理由
オウンドメディアは、実を言うと…
トリプルメディアの中の1つになります。
トリプルメディアというからには
他にも2つのメディアがあるのですが…
他の2つは何かと言うと
- アーンドメディア(Earned-Media)
- ペイドメディア(Paid-Media)
これら2つを合わせ3つのメディアを
トリプルメディアと言います。
具体的には…
アーンドメディア | FacebookやTwitter、はてなブックマークなどの口コミ(バイラルマーケティング)に使われるメディア |
ペイドメディア | テレビCMやラジオ広告などのマス広告、リスティング広告、アフィリエイト広告など、広告枠を購入するメディア |
これらを意味しています。
もっと分かりやすくまとめると
トリプルメディアというのは…
オウンドメディア | 自分自身で情報を発信するメディア |
アーンドメディア | 口コミで広がる他力本願のメディア |
ペイドメディア | 広告枠を買うお金がかかるメディア |
あえて分かりやすく
あまりよろしくない表現で書いていますが…^^;
アーンドメディアはTwitter や Facebook などといった
口コミによる拡散を狙ったメディアになるので
拡散力はインフルエンサー(世間に与える影響力の大きい人)の
他力本願になってしまうし、
場合によっては炎上したりもしますよね。
だから、良くも悪くも企業やあなたが
インフルエンサーのコントロールを出来ない
というリスクもあります。
ペイドメディアはマス広告にしろ、リスティング広告にしろ
費用が発生するというデメリットがあるんですね。
アフィリエイト広告も
広告を発信する企業側の立場からすると…
アフィリエイターに報酬を支払うという部分においては
やはり、それなりの費用が必要となってきます。
だから、マス媒体による広告の訴求効果が
落ちてきてる時代だからこそ
低予算で運営ができ、ターゲットに合わせた
必要な情報だけを発信できるオウンドメディアが
企業に注目されているというワケなんですね。
オウンドメディアがどうして必要なのか?
それでは、そんな情報過多の今の時代に
なぜ、オウンドメディアが必要なのか?
その理由も解説していきたいと思います。
各企業にオウンドメディアの必要性が
叫ばれるようになったのはこんな理由からです。
- 広告予算の削減:「もっと広告予算削れや〜!」
- 費用対効果:「もっと費用対効果出さんかいっ!」
- マス広告の限界:「マス広告なんて金かかるだけやろ〜!」関西弁でゴメンナサイ…(笑)
そんなワケで「もっと他にないんかいっ!」ということで
広告以上に費用対効果の高いオウンドメディアに
注目が集まってくることになったんですね^^
広告予算の削減と費用対効果の問題
私はデザイナーとして広告業界で働いていたので
広告予算の削減は死活問題でした…^^;
私が就職したのはバブル経済崩壊直後。
各企業の広告予算は削減され
広告費をかける以上は費用対効果の高い
デザインを求められることが当たり前でした。
しかし、私たちデザイナーとクライアントである企業とが
タッグを組んでどれだけがんばって知恵を絞り広告をリリースしても
不景気という暗黒の時代がいつまでも続いているおかげで
広告に対する反響が、企業の期待している以上に
得られなくなってしまったのです。
昔に比べ価格はだいぶ下がったとはいえ
それでもマス媒体を利用した広告を打とうとすると
何千万という莫大な広告宣伝費がかかります。
しかし、オウンドメディアとしてのWeb媒体であれば
基本的にサーバー代とドメイン費用を合わせて
月1,000円程度で運営が可能です。
だから、莫大な費用を投資して
反響の薄いマス媒体を利用するよりは
自社でオウンドメディアを所持して
その中でプロモーションしていく方がもはや企業にとっては
はるかに費用対効果が高くなってきたのです。
ユーザーの嗜好が多様化し、マス広告はもはや限界
新聞や雑誌が売れ、テレビの視聴率が良かった時代は
広告を打っているだけでそれなりの反響
宣伝効果や費用対効果を得ることができました。
しかし、今の時代、新聞を読むのは
パソコンやスマホが使えない団塊世代(60歳〜80代)のみ。
代わり映えのしない雑誌は
どんどん廃刊に追い込まれています。
テレビの視聴率も下がり、今や若者には
インターネット動画やYoutubeといった
配信動画にとって代わられ
いわゆるメディア戦略として使っていた
マス広告は私たちには響かなくなりました。
※届かなくなったという方が正しいかもしれませんね…
また、高度経済成長の発展と共に
便利な商品が次々と開発され普及し
市場が成熟しきった今の時代
私たちの趣味嗜好も多様化し
広く一般受けするコンテンツでは
一人ひとりのニーズにも応えられなくなっています。
実際に商品の細分化も半端ないですよね?^^;
例えば、風邪薬のベンザブロック。
一昔前までは風邪薬と言えば
1種類でも全然問題なかったはずですが…
今の時代はどうですか?
ベンザブロックでさえ…
- 銀のベンザブロック(のどがつらい人用)
- 青のベンザブロック(熱がつらい人用)
- 黄色のベンザブロック(鼻水がつらい人用)
と細分化されていますよね。
さらに驚いたのは
- ベンザブロック咳止め薬
- ベンザブロックトローチ
- ベンザブロックのどスプレー
- ベンザブロック鼻炎薬α (こんなにあったのか…笑)
など…
商品の細分化によって
同じベンザブロックでさえも「何が違うのか?」といった
逆に商品の選択に困るような状況になってしまっています^^;
だからこそ、そんな時代背景に伴い
私たちエンドユーザーの多様性に合わせ
企業がオウンドメディアを通じて
「個別にアプローチ」する必要性を感じ始めたのです。
ベンザブロックの場合で言うなら…
販売会社であるタケダコンシューマーエルスケアが
ベンザブロックを服用するエンドユーザーに向けた
オウンドメディアを通じて
ベンザブロックの購入時、消費者が混乱しないよう
- どういう症状の時に、どのタイプの薬を飲むべきか
- ベンザブロックの成分の違いなど
を分かりやすくしたコンテンツ提供をしています。
私たちアフィリエイターがオウンドメディアを通じて
個人で稼ぐことができるようになったのも
こうした時代背景に伴って
各企業が対応しきれない細分化された
消費者であるユーザーのニーズやウォンツに応えるため
オウンドメディアを通じて対応(情報発信)しているからなんですね^^
オウンドメディアの役割とは?
それではオウンドメディアの役割とは
一体何なんでしょうか?
オウンドメディアの役割は大きく分けて3つあります。
- 様々なターゲットに合わせて有益な情報(ノウハウやニュースなど)を発信する
- ユーザーとより良い関係を築き、最適なコミュニケーションルートを確保する
- 見込み客の潜在的なニーズを引き出す
つまり、難しく言うと…(笑)
インバウンドマーケティングの重要なメディアとして
大きな役割を持っているということになります。
インバウンドマーケティングとは…
こちらから営業をかけることなく
見込み客を集めて顧客化するマーケティング手法のこと。
一般的にブログは待ちの媒体と言われており
インバウンドマーケティングには最適な手法なんですね。
特に有益な情報が網羅されている
オウンドメディアに引き付けられた人は
基本的にその企業や、あなたのことが
気に入っている可能性も高く
成約率が高くなる傾向があります^^
簡単に言うと…(笑)
オウンドメディアは街のお店と同じ…^^
あなたもウインドウショッピングをすると思いますが
気になるお店をフラフラっと見て回りますよね。
このフラフラっと見て回っているのが
ある意味、潜在顧客(見込み客)の状態です。
街のお店もいろんなお客さんが店内に入ってくるのを
待っています。店内にお客さんが入ってくると
店員さんはお客さんを捕まえて
「今日は何をお探しですか?」と声をかけ
ユーザーとより良い関係作りに努めます。
もちろん、そういった店員さんを
嫌う人もいると思いますが、私は大好き(笑)
だって、そのお店の情報はやっぱり店員さんが
一番詳しいですからね。
店員さんからいろんなことを聞き出すと
とても勉強になるし、とっておきの情報を
こっそり教えてくれたりすることもあります^^
店員さんを嫌ってよそよそしく帰っていく人を見ると
私は(損してるな〜、あの人)と思うわけです。
それだけ私は得をして生きてきましたからね…。
店員さんはおすすめの商品をお客さんに勧めながら
お客さんが欲しいと思っている潜在ニーズを
接客(コミュニケーション)を通じて引き出します。
お客さんの潜在ニーズを上手く引き出せると
「これ、気に入ったから買います!」と
何となくウインドウショッピングで入ってきた
見込み客の方が、商品を購入することで
そのお店の顧客(お客様)になるんですね。
こうして、お客さんとより良い関係を築き
顧客となったお客様がお店のファンになってくれると
リピーターというカタチでまた新たな商品を
購入してくれる機会が増えてきます。
このようにリアルなお店で展開されることを
オウンドメディアを通じコンテンツマーケティングすることで
コンテンツマーケティングとは?(準備中)
新たに企業やあなただけの
コミュニティーを築くことができるという
大きなメリットと役割があるのです。
オウンドメディアを運営するメリットとは?
オウンドメディアを運営するメリットは
大きく分けて5つあります。
- コンテンツSEOによって広告費なしで集客可能
- 狙ったターゲット層だけを集められる
- 自社やあなたのブランディングができ、ファン獲得につながる
- アクセスやコンバージョン率を分析し、PDCAが回せる
- 継続的に見込み客が獲得できる仕組みが作れる
順番に説明していきますね^^
メリット1)コンテンツSEOによって広告費なしで集客可能
オウンドメディアでは基本的にSEO対策をしながら
読者に役立つ有益な情報を発信していきます。
オウンドメディアを運営し収益化するには
最低でも100記事必要とよく言われますが
※ブログアフィリエイトの場合
これにはちょっとしたワケがあり…
ブログのコンテンツ(記事)が増えれば増えるほど
いろんなキーワードで、Googleなどの検索エンジンから
あなたのサイトを見つけてもらいやすくなるからです。
だから100記事というのはあくまでも
アクセスを増やすための目安となりますが…
記事が少なくてもしっかりとSEO対策を行い
検索キーワードボリュームの多い記事で
上位表示させることができれば
必ずしも100記事書かなければならない
ということもありません。
逆に、どれだけたくさんの記事を書いても
ユーザーに全く必要とされていない
コンテンツを無駄に増やしたり
SEO対策が出来ていなければ、100記事書こうが
アクセスを集めることはできません。
つまり、いずれにせよSEO対策をしっかりと行い
ユーザーに必要とされる
有益なコンテンツを発信することで
広告費をかけなくても…
たくさんの見込み客を集めることができるのです。
メリット2)狙ったターゲット層だけを集められる
オウンドメディアを立ち上げる時は基本的に
発信する情報のターゲットをあらかじめ
決めてからサイトの構築をします。
つまり、ダイエットの情報を発信するなら
もちろん「痩せたい!」と思っている人が
ターゲットになります。
また、女性をターゲットにする場合は
例えば、キレイになりたい人をキーワードとして
発信する内容を絞り、オウンドメディアで発信することで
キレイになりたい女性だけを集めたいターゲットとして
ブログや特設サイトに集めることができます。
メリット3)ブランディングができ、ファン化ができる
自社やあなた独自のコンテンツを作り
オウンドメディアで情報発信を続けていくと
次第に企業らしさやあなたらしさが
そのサイトの個性として1つのカタチが
出来上がってきます。
いわゆるブランディングですね^^
企業にしろ、あなたにしろ
発信している独自コンテンツの面白さと
企業やあなたの個性が融合することで
何度もサイトに足を運んでくれるリピーターが増え
企業やあなたに強い関心を持つ人たちが増え
やがて、リピーターがファンへと変わっていきます。
こうして企業らしさやあなたらしさが出た
他とは違うコンテンツ(情報や記事)を発信することで
ファンへの獲得に繋がるのも
オウンドメディアのメリットでもあります。
メリット4)サイトの分析によりPDCAサイクルが回せる
オウンドメディアの運営では…
- アクセス解析
- クリック率
- コンバージョン率
などのサイト分析は欠かせません。
逆にWebを使ったオウンドメディアでは
これらの分析を日々行うことができるんですね。
企業であれ、あなた個人であれ
こういった分析ができるようになると
どこが悪いか課題を見つけて…
すぐさまコンテンツの内容を改善できる
というメリットもあります。
PDCAサイクルとは簡単に…
- Plan(計画):将来の目標に基づき計画を立てる
- Do(実行):計画に基づき実行(行動)する
- Check(評価):実行内容が計画に沿っているか評価(検証)する
- Act(改善):実行内容が計画に沿っていない部分を改善する
これら4つのステップを1サイクルとして
少しずつ目標に到達できるよう遂行していくことを
PDCAサイクルと言います。
オウンドメディアに関わらず
何をするにせよPDCAサイクルを意識することは
とても大事です。
特にWebメディアにおけるPDCAサイクルを回す場合は
サイトの解析ツールである
- Googleアナリティクス(アクセス解析)
- Googleサーチコンソール(SEO対策)
- キーワードプランナー(SEO対策)
これら代表的な3つのツールを使うことで
サイトのアクセス数やキーワード検索ボリュームなどを
具体的な数値で測定できるため、PDCAサイクルを回しやすい
というメリットがあります。
メリット5)継続的に見込み客が獲得できる仕組みが作れる
オウンドメディアの最大のメリットは
継続的に見込み客が獲得できる仕組みが手に入ることです。
オウンドメディアを運営しているアフィリエイターが
「アフィリエイトで自由になった!」と
必ずと言っていいほど…
アフィリエイトで成功すれば「自由が手に入る!」と
アフィリエイトのメリットとして発信していますが
実は、何の根拠もなくそういうことを
書いているのではありません。
実際に稼いでいるアフィリエイターというのは…
オウンドメディアを通じてたくさんの見込み客を集め
記事によって価値観教育をし、何となくサイトに訪れた
販売商品の見込み客を顧客へと変えているからなんですね。
つまり、オウンドメディアをしっかりと構築し
見込み客を自分の顧客へと変える術さえ身につければ
オウンドメディアを所持しているだけで
延々とお金を稼ぎ続ける仕組みが手に入るということなんです。
だから、そんなオウンドメディアさえ構築できれば
遊んでいても、寝ていてもお金を稼ぐことができ
最終的にはお金に困らない自由が手に入ってしまいます^^
そこが…
- オウンドメディアの魅力
- ネットビジネスの強み
- アフィリエイトの旨み
でもあるのです。
これだけ聞いていると、オウンドメディアは
すごく魅力的に感じるかもしれませんが
オウンドメディアにもデメリットはありますので
しっかりと学んでくださいね。
オウンドメディアを運営するデメリットとは?
オウンドメディアを構築し運営する上でのデメリットは2つ。
- 効果(結果)が出るまで時間がかかる
- オウンドメディア専門の担当やチーム(部署)が必要(※企業の場合)
デメリット1)オウンドメディアは効果が出るまで時間がかかる
オウンドメディアはロングテールのキーワードを使って
SEO対策しながら様々なコンテンツを増やしていきます。
SEO対策の仕方、コンテンツの質にもよりますが
それらのキーワードでSEO効果が出始め
GoogleやYahooなどの検索エンジンから
検索流入としてたくさんの人たちを集めるには
半年から1年ほどの時間かかります。
なので、言い換えると…
サイトを立ち上げて半年から1年後に
ようやく見込み客を獲得できるようになるんですね。
企業規模でオウンドメディアを運営する場合は
予算次第にはなりますが、広告費をかけ
リスティング広告でプロモーションを行えば
早い段階でたくさんのアクセスを集めることは可能です。
しかし、残念ながら…
個人で行う場合はなかなかそうもいきません。
オウンドメディアにたくさんの人を集めるには
地道にコツコツと継続しながら良質なコンテンツを
増やしていくしかないのです。
オウンドメディアのデメリットは
こうした即効性の無さが、特に個人で運営する場合
地道な努力とは裏腹に…
簡単には結果がついてこないこともあって
アフィリエイトで挫折する人が後を絶たない理由
にもつながっています^^;
デメリット2)オウンドメディア専門の担当やチームが必要
2つ目のデメリットは特に企業で
オウンドメディアを運営する場合です。
先にもお伝えした通り
- ユーザーに必要とされる情報のブログコンテンツ
- 日々のライフスタイルを発信し、親近感を持ってもらうだけのブログコンテンツ
同じブログでも目的によって
これだけ発信する内容が変わってきます。
つまり、同じブログでも単なるブログと
オウンドメディアとしてのブログの違いを
オウンドメディアの担当者が理解していなければ
いつまで経ってもオウンドメディアとして効果のない
単なる雑記ブログで終わってしまいます。
だからこそ、企業でオウンドメディアを運営する場合は…
オウンドメディアの担当となる
- 社内の人間を教育するか
- SEO対策やコンテンツ制作の知識や経験のある人を雇うか
する必要が出てきます。
さらに、オウンドメディアとしての目標を達成するには
- 綿密なスケジュールの作成
- 編集担当の人材確保
- ユーザーの的を得る良質なコンテンツ
など…
十分な計画を立てた上で、専門のチームを組み
PDCAサイクルを回しながら作業をしていく方が
確実に運営できるので、おすすめです。
なので、企業規模で…
オウンドメディアの運営を始める場合は
それなりの知識を備えた人材と人件費を確保した上で
専門のチームを組み、長期的なビジョンを持って
計画的に遂行しなければならないというデメリットがあります。
また、そんなプロジェクトチームが作れたとしても
上司となる立場の人間がオウンドメディアの理解もなく
結果ばかりを望むような人であれば…
上からのプレッシャーに気疲れし
運営チームのモチベーションは維持することができなくなります。
というのも、私は実際に、以前勤めていた会社の中で
オウンドメディアの立ち上げから
運営まで携わっていましたが
Webサイトの運営に関して、一切の知識がない社長に
サイトを立ち上げたらすぐに注文が入ると思われて
毎月のように結果ばかりを求められました。
その結果、どうなったかと言うと…
- 仕事へのモチベーションが下がった
- 運営チームと社長との信頼関係も無くなった
という、かなりヘビーな経験をしています…(笑)
だから、この記事を読まれているあなたには
決して私と同じ轍を踏んで欲しくはありません…^^;
オウンドメディアを企業規模で運営する場合は
長期的なスパンでブランディングしていくというマインドを
オウンドメディアを運営するチームだけではなく
社長を初め、社員全員に共有させる必要があります。
オウンドメディアの成功指標(KPI)
オウンドメディアの成功指標(KPI)
つまり、自社のオウンドメディアが計画通りに
運営できているかどうかの指標が
- アクセス数(訪問者の数)
- 見込み客リストの獲得数
となります。
成功指標(KPI)とは…
Key Performance Indicator の略で
企業の目標達成度を評価するための主要業績評価指標のこと。
ちょっと難しすぎですね…(笑)
つまり、企業でオウンドメディアを運営し
成功するための基準ですが…
それがアクセス数と見込み客リストの数と
いうことになります。
この指標を満たす最低条件としては…
オウンドメディアで見込み客リストを獲得するための
- メルマガスタンドの設置
- メルマガ登録への誘導
が必須となります。
もちろん、ブログのコンテンツさえ良ければ
それだけでサイトを訪れる人たちを
ファン化させることは可能ですが
よりコアなファンを集めるためには…
メールマガジンを通じて
見込み客に対して自分は特別な存在と
さらに優越感を与えていくことがポイントとなります。
本当にお得な情報は
メールマガジンでしか知り得ないとなると
見込み客はメルマガに登録してくれますし
メルマガを通じて潜在顧客に
直接プロモーションをかけることで
よりプロモーション商品の
価値と成約率を高めることが可能になります。
なので、企業にせよ、個人にせよ、最終的に
オウンドメディアを大きな収益に繋げるには
メールマガジン(メルマガ)の導入は欠かすことができません。
特に個人でオウンドメディアを運営する場合は
「アクセス数 × 報酬単価 × 成約率」が全てです。
このどれか1つでも欠けると、大きく稼ぐことも
普通に稼ぐこともできません。
数式に0を当てはめるとよく分かりますが…
「アクセス数 × 報酬単価 × 成約率 = 売上(利益)」となるので
アクセス数が0であれば、当然売り上げは0だし
成約率が0であれば、どれだけアクセスが集まっても
やはり売り上げは0となります。
逆に、アクセスもそこそこ集まり
成約率もまぁまぁ、それでも稼げないという場合は
単純に報酬単価が低いということになるんですね。
なのでそれらを目安に、もしも
オウンドメディアで成果が得られないという場合は
以下の項目をぜひ見直してみてください。
●アクセス数が集まらない時の原因
- キーワード選定が悪い
- ターゲット選定が悪い
- コンテンツの質が悪い
- コンテンツの露出経路が悪い(SNSが活用できていない)
これらを見直すことでアクセス数は改善できます。
●メーリングリストが獲得できない時の原因
- 提供したいコンテンツとターゲットがズレている
- 無料プレゼントなどの特典が弱い
- アクセス数が少ない
アクセス数が多いのに
メルマガの登録が少ない場合は…
メルマガへの導線やレターが弱いか
メルマガ登録で得られる無料プレゼントに
ユーザーが魅力を感じていないかになります。
もちろん、ターゲット属性が違っていれば
メルマガに登録されることもありませんので
しっかりとユーザーのアクセス解析をしながら
サイトにどんな属性ユーザーが集まっているのか
随時分析し、見直す必要があります。
しかし、先にもお伝えした通り
Webサイトとしてのオウンドメディアは
こうしたデータ分析による業務改善を簡単に行うことができます。
なので、読者の気持ちに響く有益な情報を発信しながら
サイトのデータ分析も必ず行うようにしてくださいね。
オウンドメディアを収益化し成功するには?
オウンドメディアを運営し、収益化して成功するには
やはり、オウンドメディアであるブログやサイトを
ネット上のビジネスフィールドと捉え
訪問者である読者の人たちに
有益な情報を提供し続けるほかありません。
ネットビジネスとしてのオウンドメディアは
たかがブログという考えでは
決して収益化することはできません。
良質なコンテンツを増やしながら価値ある情報を
提供し続けてサイトへのアクセスをたくさん集め
見込み客を獲得できるようになってこそ
初めて、オウンドメディアの成功と言えます。
芸能人のようにただ好きなことを書き連ね
「ニューアルバム発売したから買ってね!」と
軽く宣伝する程度では、誰も販売商品に振り向いてはくれません。
それが出来るのは、その芸能人に熱烈なファンが
ついているから成せるのです。
何の知名度もない企業やお店、一般人としてのあなたが
日記のごとくただ好きなことだけを書いて
稼げるほど甘い世界ではありません。
だからこそ、サイト訪問者のことをまず第一に考え
ユーザーが欲しがる有益な情報を
発信するように心がけてください。
最後に、オウンドメディアで成功するために
必要なポイントも合わせてお伝えしておきます。
オウンドメディアで成功するためのポイント
企業もしくは、あなたが
オウンドメディアを運営するなら
以下のポイントは必ず押さえて計画を練ってください。
成功するオウンドメディアを構築するには…
- 自社(もしくはあなた)の商品やサービスのターゲット選定
- 集めたいターゲット属性に合わせたキーワード選定
- ターゲットに求められる良質なコンテンツの準備
- SNSで拡散される経路の確保
- ファンを獲得するための「オリジナル性(=ブランディング)」
- (企業の場合のみ)オウンドメディア専属の人材確保
企業でオウンドメディアを構築する場合は
オウンドメディア専属のチームを作り、分業制にすることで
効率よくオウンドメディアを運営することができます。
逆に個人でオウンドメディアを構築する場合は…
これら構築のための準備から運営まで
全て一人でこなさなければなりませんので
それなりの覚悟を持って臨んでください^^;
会社でチームの一員として
オウンドメディアを運営する場合は…
チームメンバーとも相談ができるし
いろいろなことを学び成長しながら
しかも、会社の業務として継続することができます。
しかし、個人で運営する場合は
会社の業務として縛られるわけでもありませんし
自己管理能力が問われることにもなります。
自ら中長期的な計画を立て、スケジュール管理しながら
実行して行かなければ、オウンドメディアの運営は
構築以上に大変な作業なので、継続することができません。
オウンドメディアのデメリットでもお伝えした通り
オウンドメディアで結果を出すには
早くて半年から1年という期間が必要となります。
だからこそ、個人でオウンドメディアを所有し
運営していく場合に限って言えば…
会社に勤務しながら、副業として休みの合間に
少しずつ計画に沿ってオウンドメディアを運営していく方が
結果を急がずとも落ち着いて
あなたのオウンドメディアを運営することができるので
オウンドメディアである程度の収益化が可能になったら…
「そろそろ会社辞めようかな?」と考ればOKです^^
オウンドメディアの基礎知識まとめ
多様化した顧客にピンポイントで有益な情報を
伝えることができるオウンドメディアは
今後ますます多くの企業に採用されます。
また、大々的に副業が解禁になると…
在宅で好きな時間にいつでも作業ができる
ネットビジネスとしてのオウンドメディアが
やはり個人の所有物として増えてくるのも確実です。
2018年現在、アフィリエイターの数は
すでに約400万人と増え続けています。
だからこそ、企業でするにしろ
個人でするにしろ重要になってくるのが
オリジナル性の高いコンテンツです。
これから先のオウンドメディアは
こうしたオウンドメディアユーザーの増加に伴い
企業ならではの…、あなたならではの…という
ターゲットユーザーに響くような
オリジナル性の高い有益なコンテンツを提供していくことが
オウンドメディア構築の成功へと繋がります。
オウンドメディアは結果が出るまで
確かに時間がかかります。
しかし、一度稼げるオウンドメディアが構築できれば
不動産のごとく、あなたのオウンドメディアは
確実にあなたの資産となり、財産となります。
さらにメルマガを活用し、サイトのコンテンツから
見込み客のリストを確保できるようになれば
オウンドメディアによる収益の自動化も夢ではなくなります。
オウンドメディアはそれだけ優秀なメディアとして
あなたの代わりに24時間365日世界中の人を相手に
働き続けてくれる分身となってくれます。
だから、あなたもオウンドメディアを運営して
あなたの代わりに働いてくれる分身を
ぜひ構築してみてくださいね^^
最後にオウンドメディアの成功事例を3つほどご紹介しますので
ぜひ参考に覗いてみてください。
オウンドメディアの成功事例3選
こちらの成功事例は外部リンクに飛びますので
あらかじめご了承ください。
また、今回あなたにご紹介するのは
企業のオウンドメディアとしての成功事例です。
気になるサイトがあればぜひ参考にしてくださいね。
バズ部
言わずと知れた超有名サイトバズ部の神ブログ。
SEOを専門として行っている会社だけに
かなり内容は本格的。その辺の人が真似しようと思っても
そう簡単に真似できるようなコンテンツではありません。
バズ部はCMSで有名なワードプレスの
テンプレート「Xeory」を無料で配布しており
この無料テンプレートもかなり秀逸。
バズ部というだけあって、ほんと
「裏で何かしてるんじゃ?」と疑いたくなるぐらい…(笑)
ほとんどの記事がバズる異常なメディア^^
サイトの構成も非常によく出来ているので
オウンドメディアを立ち上げるならぜひ参考にしたいサイトです。
LIGブログ
私が非常にお世話になっている
バズ部同様、超有名なサイトLIGブログ。
検索するとかなりの確率で、検索上位にいろんな記事がヒットする
自分でも知らず知らずのうちに見てしまっているサイトです(笑)
それだけSEO対策もしっかりと施されているのがスゴイ。
面白い有益なコンテンツもいろいろあるけど
私はどちらかと言うと、ノウハウ系を調べる時に
よく使わせてもらっています^^
ライターの個性もいろいろで、書いている人によって
記事のトーンが違うのも読む楽しみの1つ。
こちらもオウンドメディアとしては大成功しているという言葉しか当てはまらない
オウンドメディア構築の際には、ぜひとも参考にしたいサイトです。
スキンケア大学
リッチメディア社が運営するスキンケア大学という
オウンドメディア。
「スキンケア大学なんてあったのかっ!」と…(笑)
思わず目を疑ってしまうほど、ロゴマークも精巧に作られおり
大学とメディアタイトルに付ける自信を伺わせるほど
コンテンツの内容は専門性の高い本格的な美容サイト。
毎月100万PV以上のアクセスが集まるほど
女性には超人気のサイトです。
スキンケア大学は女性の悩みとして非常に多い
美容に関するコンテンツを提供しているため
美容に関する悩みを持つ多くの女性ユーザからアクセスを集め
顧客獲得につなげ成功している事例となります。
オウンドメディア構築の際はよく
- 広く浅くコンテンツを提供する雑記型が良いのか
- 1つの分野を専門的に提供する特化型が良いのか
迷われる方も多いと思います。
雑記型はごちゃ混ぜブログとも言われ
確かにいろんな分野からアクセスを集めることはできます。
しかし、オウンドメディアを長期に渡り運営し
収益化していくのであれば、スキンケア大学のような
特化型のサイト(またはブログ)を私はおすすめします。
もちろん、特化型と言っても
そのジャンルから派生するコンテンツも
記事として含めることができるので
コンテンツの内容次第では特化型のサイトであっても、
その分野に関する様々なユーザーのアクセスを集めることは全然可能です^^
以上、3つだけと紹介事例としては少なめですが
どのサイトもオウンドメディアの中では
かなり成功しているサイトばかりなので
これからオウンドメディアを立ち上げる際には
ぜひ参考にしてみてくださいね^^
最後までお読みいただきありがとうございました!