【プロ厳選!】デザインの勉強におすすめの本5冊を紹介!

ここあです。

 

あなたはデザインの勉強ってしていますか?

 

僕は23年デザイナーとしてデザインの仕事をしてますが、

今でもずっとデザインの勉強を続けています。

 

その理由は色々あるのですが、例えば

  • デザインには正解がない
  • デザインには流行がある
  • デザインの本質は変わらない
  • プロだからこそより専門的な知識が必要
  • 勉強しなくなったら人生終わり(笑)

 

つまり、デザインのプロだからといって

デザインの勉強をしてないかと言うと、

 

デザイナーではない人以上に勉強をしてるし、

誰よりもその分野に詳しかったり、

技術があるからプロとしてやっていけるわけです。

 

なので、プロを目指すのに勉強しないなんてことはあり得ませんし、

プロだから勉強してないなんてことも絶対にあり得ないことです。

 

ということで、実際にプロのデザイナーが

どんな本を見てデザインを勉強したのか?

 

気になる方もいらっしゃるんじゃないかと思いますので、

デザインを勉強するための本を

いくつかご紹介しておこうと思います。

 

デザインの理論や基礎が学べる本

デザインを学ぶ上でまず知っておかなければならないのが

デザインの「基本ルール」。

 

あなたはデザインの基本ルールって知ってますか?

もしも「知らない」と言うのであれば、

何よりも先に基本ルールを知りましょう。

 

それを知るだけでデザインの仕上がりが

自分の想像した以上に変わります。

もちろんルールを守ってやればの話ですけどね(笑)

 

デザイン入門教室[特別講義]

プロ一推しのデザイン本! /

 

この本はまず最初にデザインを始める前の考え方や流れが

きちんと示されていて、その上で、どういうベースを作り、

どういう流れでデザインを組んでいくのか?

 

デザインの初心者さんにも分かりやすい内容になっています。

 

具体的にはレイアウトの考え方から色の選び方、

フォントの基本的な選び方から使い方まで、

丁寧に解説してありますので、

 

正直、基礎的な部分だけを知るなら

この本1冊だけでも十分じゃないかと思います。

 

さらにこの本の良いところは最後に

『実践演習』というコーナーがあって、

 

サンプルの「ビフォー&アフター」で

何をどうすれば良くなるのか具体的に知ることができます。

 

プロの僕でも読むと今でも「なるほど!」と思える部分や

気付きをたくさん得られる本ですので、

デザインの基礎やルールを知りたいあなたにはおすすめの1冊です。

 

ノンデザイナーズ・デザインブック

レイアウトと書体の知識を得たい方に! /

 

続いてはこちらの本『ノンデザイーズ・デザインブック』

この本には、伝わるデザインに必要な4つのデザイン原則がまとめてあり、

レイアウトに関しての基礎的な部分を知ることができます。

 

ただ、こちらの本に関しては著者がRobin Williamsと

海外の方がまとめたモノを日本語訳にされた本でもありますので、

デザインサンプルがほとんど『海外モノ」ということもあり、

 

解説を見ても自分のデザインと重ねにくいため

少し分かりにくいかもしれません。

 

なので、この本を購入される場合は、

まず書店で一度中身をパラパラっと見てからの方が、

安心して活用できると思います。

 

また、書籍の内容も結構淡々と書かれてますので、

読み物的に読みたい人にはおすすめですが、

 

ビジュアルメインで見たいという方には

あまり向かない書籍だと思います。

 

ただ内容的には「間違いない本」ですので、

特に

  • レイアウト
  • 書体

この辺の知識を得たいという方にはおすすめです。

 

実際、僕と同じプロのデザイナーさんがよくおすすめしている

デザインの基本を学ぶにはちょうど良い本ですので、

 

デザインをきちんと学びたいのであれば、

持っておいて絶対に損はしない本ではあります。

 

デザインの基本ノート

デザインの考え方からルールまでわかる本!

デザインの基礎知識おすすめの3冊目はこちらの本

『デザインの基本ノート』。

 

こちらの本も『デザイン入門教室』と同様に

デザインの考え方や流れ、基本ルールまで全て

知ることができる本です。

 

しかも具体的なデザインのサンプルもすごく多いので、

どこにどんなルールが使われいるかも分かりやすく、

自分のデザインを考える際の参考にもしやすいと思います。

 

また、この本にはおまけ的に、

印刷の知識やファイル管理の仕方、打ち合わせの仕方から

プレゼンの方法など、ちょっとしたコツや注意点も書いてあります。

 

なので、デザインを仕事として将来的に生かすことを考えている方には、

参考になる本の構成になっています。

 

いずれにしても「デザインの基礎や考え方」を知るなら、

まずはこれらご紹介した3冊のうち

どれか1冊持っておけば十分じゃないかと思います。

 

僕は3冊とも全部持ってますけどね。

 

なぜかと言うと、プロの現場では忙しすぎて

先輩デザイナーからはほとんど何も教われないからです。

 

つまり、僕が持っているデザインに関する知識は、

そのほとんどが本や自分が実際に経験して学んだものしかありません。

 

そもそも会社は学校ではありませんし、

プロの現場は常に殺気立ってますので

とてもじゃないけど先輩から教われるような空気ではないのです(笑)

 

とは言え、経験から学べることは自分の成長にとってもすごく大事ですし

経験して損することはありませんので、本を読んでまずは試す。

 

そして、その結果を経験として次に生かしながら、

どんどん成長してくださいね。

 

デザインの配色で悩む人におすすめの本

デザインの配色で悩む人におすすめの本

さて、デザインをする際に最も悩むのが

色ではないでしょうか?

 

僕も正直なところ、

色選びはそれほど得意ではありません。

 

実際、過去に会社で仕事をしていた時、

この色の組み合わせめっちゃ使いやすいやん!」

そんな配色を見つけて仕事で使いまくっていたのですが、

 

ある時、広告代理店の社長から

「しばらくその色使わんといて!」と

『使用禁止令』を食らった経験もあるほどです(笑)

 

それぐらい毎回デザインの色を考えるのが苦手で嫌だったんですね。

 

しかも、僕がよく使ってた配色は

印刷で綺麗に出すのがすごく難しい色で、

ある意味「印刷会社泣かせ」でした。

 

ということで、配色に悩むあなたにおすすめの一冊はコレです。

 

配色デザイン良質見本帳

プロ一推しのデザイン本! /

 

この本を僕が良いなと思うところは

  • イメージから色を選べる
  • 色相やトーンから色が選べる
  • 配色に悩んだ時のヒントが得られる

 

まさに色選びには至れり尽せりの構成となっていて、

紙面もすごくシンプルで見やすく、

誰が見てもすごく活用しやすい配色の本です。

 

さらにこの本の良いところは、

単に配色の色見本帳ということではなく、

 

どういうデザインにどんな配色にすれば良いのか

おすすめの組み合わせと配色する際の注意点も書かれてますので、

誤った色を選ばなくて済むようになる本です。

 

特にデザインで大事なのは、なぜその配色なのか?

理由を考えてすることですので、

そうしたヒントや知識を得られるこの本こそ、

 

デザインや配色を勉強したい方にはおすすめです。

 

フォント選びで悩む人に超おすすめの一冊

フォント選びで悩む人に超おすすめの一冊

僕は外出するたびに本屋に立ち寄り、その際、

必ずデザインに関する本のあるフロアに行くのですが、

 

先日たまたま立ち寄った時に「マジで神!」と思った

良書を見つけてしまったので、

あなたに紹介しておきたいと思います。

 

正直、プロの現場でも確実に使えますので、

「もっと早くこういう本欲しかった」と思ったおすすめの1冊です。

 

マネするだけでセンスのいいフォント

フォント選びで悩む人におすすめ! /

伝えるべき相手にきちんと伝えるにはフォント選びは重要です。

 

例えば、就活の際に履歴書や職務経歴書を殴り書きする人はいないでしょうし、

それこそラブレターだってかなり気合入れて丁寧に書くはずです。

(今時ラブレターはないかもですが。笑)

 

今では退職届をLINEで送るとか、過去には考えられないことが

起こっているみたいですが、それは例外として置いといて

 

リアルに字を書く時でも、適当に殴り書きするか、

丁寧に清書するか使い分けたりしてるはずです。

 

デザインのフォントもそれと同じで、

誰にどんなメッセージを伝えるためにどんなフォントを選ぶのか

きちんと知っておくことで、

 

相手に自分の思いが伝わりやすくなります。

 

つまり、書体を適当に選んでは「ダメだ」ということです。

 

なので、毎回書体選びに苦労するというあなたには、

この本が1冊あれば、どんなデザインにどんなフォントを使えば良いのか?

パラパラっと見るだけでおおむね雰囲気が掴めますので、

 

ぜひ参考にしていただいて、デザインの空気感に合うフォントを選び、

たくさんの人に『伝わるデザイン』を作り、

あなたの想いを届けてください。

 

プロのデザイナーはみんなフォントも慎重に選び、

伝わるデザインにするにはどうしたら良いか?

みんな頭を悩ませながらデザインしてます。

 

デザインの勉強本を買う時の注意点

正直、おすすめのデザイン勉強本はまだまだたくさんあるのですが、

だからといって20冊も30冊も紹介されたところで

 

「結局どれがおすすめやねん!」と

つっこまれるのがオチだと思います(笑)

 

なので、今回は

僕が厳選した5冊だけご紹介させていただいたのですが、

デザインの勉強本を買う際に、意識して欲しい点が1つだけあります。

 

それが何かというと「考え方」です。

 

デザインの話をするとたいがい決まって「センス」の話が出るのですが、

デザインにセンスは一切必要ありません。

 

むしろセンスが必要なのはアートであり、アーティストです。

 

いわゆる芸術家、アーティストと言われる人には

生まれ持っての感性や才能といったセンスが必要になりますが、

デザインは基本的に「目的」や「意図」に合わせて設計するモノなので、

 

センスは必要ないのです。

 

実際、僕にもデザインのセンスはありません。

あるのは、デザインに関する『膨大な知識と経験』だけ。

 

あとはデザインが大好きという思いや

人をデザインで喜ばせたいという熱意。

 

だから僕は23年、朝から晩まで休むことなく

体を壊すまで仕事をしてきたし、

クライアントの無理難題をクリアしてきた経験があります。

 

この知識と経験が積み重なって、

さらに次のデザインが生まれるし、できるわけです。

 

僕の場合は、紙からWebへとデザインする媒体は移行したわけですが、

デザインに関する基本的な知識があるため、

紙だろうとWebだろうとどんなデザインも可能です。

 

そして、そうなるためには、まずデザインの基本的な考え方。

 

そうした知識や基礎を身につけるのがすごく大事で、

ただ感覚的に自分の好き嫌いでデザインしても、

それは単なる自己主張であり、アートにしかなりません。

 

だからこそ、

きちんとした知識や考え方を身につけることが大切なんです。

 

たまにデザインが上手くなりたいなら、

「良いものをたくさんも見て自分の感性を磨きましょう!」と

わけのわからないことを言ってる人がいますが、

 

それなら美味しい料理を食べ続ければ、

自然と美味しい料理が作れるようになるのか?って話です。

 

実際、そうではないですよね。

 

つまり、良いモノをただ眺めていても

デザインは作れるようになりませんし、時間の無駄です。

 

きちんとデザインができるようになりたい!

上手くなりたいと思うなら、まず何よりも知識が必要で、

それを実際に自分の手で作り、誰かしらからのフィードバックをもらう。

 

そうした行程が必須になります。

 

なので、今回はその入り口として、

デザインの基本的な知識や考え方がしっかり学べる本を

あなたにご紹介させていただきましたので、

 

デザインの勉強本を探す際には、

必ず「考え方」や「なぜそのデザインなのか?」

自分が確実に理解できそうな本を選ぶようにしてください。

 

それ以外のサンプル集は、ある程度デザインのことが分かってきたり、

クライアントとイメージをすり合わせるために

必要になったら買ってください。それまで必要ありません。

 

というのも、ただデザインのサンプル集があっても、

デザインのどこをどう見れば良いか分からなければ、

参考にすることができないからです。

 

そうなると、いくらデザインのサンプル集を買っても

お金の無駄になってしまいます。

 

ですので、余計なサンプル集は特に最初のうちは必要ありませんので、

まずはきちんとデザインの考え方や基本的なルールが学べる本だけを選び、

 

その本に従って忠実にデザインの練習をしてみてください。

 

デザインは基礎無くして応用は絶対にできません。

それはデザインに関係なく、どんな分野でも同じだと思います。

 

まずは基礎に忠実に、実践できる本。

自分がきちんと参考にして取り組めそうな本を選ぶようにしてくださいね。

 

デザインの勉強におすすめの本5冊まとめ

今回はプロのデザイナーである僕が参考にしている

デザインの勉強におすすめの本5冊を紹介させていただきました。

※フォントに関する本だけはサンプル集なので、まだ購入しなくても大丈夫です。

 

今更なんでこんな記事を書き始めたのかというと、

これまで僕は人からデザインの仕事を受注して

デザインの制作を行なってきたのですが、

 

今年から人にデザインを教えることを始めたからです。

 

その理由は、これだけ個人の情報発信が当たり前になってきて、

たくさんの人がデザインに触れたり、

デザインのことを考えるようになってきているため、

 

デザインで悩んだり、デザインで差別化したり、

デザインをビジネスに活かしたい

そう考えている人も増えていると思うからです。

 

なので、少しでもデザインで悩んでいる人に

これまで僕が培ってきた経験をもとに、

デザインを難しいもの、面倒なものとは思わずに、

 

  • もっと簡単にできるもの
  • 楽しんでできるもの
  • センスのない自分でもできるもの

そういう軽やかな気持ちで

 

情報発信や個人ビジネス、副業を楽しんでいただけたらと

デザインに関する情報も発信していこうと

考えるようになりました。

 

技術的なスキルに関しては、実際に実践していただかなれば

身につかなかったり、理解しにくい部分もあるかもしれませんが、

少なくとも感覚的にやっているものを

 

理論に基づいてやるようになるだけでも

デザインのクオリティだったり、マーケティングの見方や仕方なども

確実に変わってくると思います。

 

いずれにしても今はこれだけデザインが身近になり、

誰でも高機能なデザインソフトが使えるようになってきたり、

無料でクオリティの高いデザイン素材を手に入れやすくなっているからこそ、

 

伝わるデザインを自分の手で

 

そうしたソフトや素材をうまく活かして、

ぜひ作れるようになっていただきたいと思います。

 

デザインは時間をかければ良いものができる。

そういうものでもありません。

ラーメンのように12時間出汁を煮込めば、さらに美味しくなる。

 

そういう世界ではありませんし、

例えどんな状況の人でも年齢・性別関係なく勉強すれば

デザインは必ずきちんとできるようになります。

 

ということで、デザインについてしっかりと学びたいあなたは

どんどん知識を吸収しながら手を動かして、

まずは基本に忠実に実践してみてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

WordPressテーマ「THE THOR」
一流の開発陣によって集客と収益に徹底的にこだわり開発された究極のテーマ「ザ・トール」。どのテーマよりも早く実装された革新的機能が詰まったこのテーマで、あなたもインターネットを活用したビジネスを始めませんか?