ここあです。
ブログやWebサイトを運営するならできるだけ
きれいな画像素材やクオリティの高いイラスト素材を使いたいですよね。
ただ逆に、自分で写真を撮るのが好きな人や上手い人、
イラストを描くのが好きな人や得意な人は
自分で撮った写真や自分で描いたイラストを使う方が
オリジナリティが出しやすくなるのでおすすめです。
ですが、ブログの記事を更新するたびに写真を撮ったり、
イラストを描くのは大変ですし、今のご時世はありがたいことに、
クオリティの高い写真やイラスト素材が
無料で簡単に手に入ってしまう時代です。
それこそ20年デザインをやってきた僕からすると、
今は本当に信じられないぐらい良い環境が整っています。
また、デザインは料理と同じで、良い素材であればあるほど、
デザインのクオリティは高くなるので、質の高い素材サイトを知っていれば、
誰でも簡単にブログやWebサイトのクオリティを上げられます。
ということで、今回はプロのデザイナー目線で厳選した
僕が常に使いまくっているおしゃれなブログに最適な画像や
イラスト素材のサイトをご紹介させていただきます。
特に愛着が湧くおしゃれなブログやWebサイトを作りたいあなたは
ぜひ参考にしてください。ブックマークは必須ですよ!
【プロが厳選!】無料素材サイト
とりあえず知りたいのは「無料」の素材サイトですよね。
僕もいつも大変お世話になっております(笑)
ということで、一発目は「鉄板」ともいうべき、
ブロガーがよく使っている無料の写真サイトから。
unsplash(アンスプラッシュ)
僕がこのサイトで使っている8割の写真はほぼここ
「Unsplash(アンスプラッシュ)」の画像です。それぐらいお気に入りで使っています。
「Unsplash」は海外の写真素材サイトなので、写真を探す際は
英単語で検索する必要があり、少し面倒ですが、
その面倒臭さを乗り越えるだけの良い写真がたくさんあります。
なので、とにかくおしゃれなサイトを作りたいあなたは
まず「Unsplash」から探してみてはいかがでしょうか?
Pexels(ピクセルズ)
2つ目の写真素材サイトは「Pexels(ピクセルズ)」。
こちらも海外の無料写真素材サイトになります。
僕が写真素材を探す場合はまず「Unsplash」で探し、
パッとしない場合は「Pexels」で探しています。
なので、1.5割ぐらいが「Pexels」から選んだ写真で、
特に綺麗な女性モデルさんの写真は「Pexels」からの方が多いかもしれません。
こちらのサイトの良いところは日本語検索に対応しているという点。
ただし、精度はあまりよろしくありませんので、
検索される場合、アルファベット入力をおすすめします。
GIRLY DROP
3つ目の写真素材サイトは「GIRLY DROP(ガーリードロップ)」。
こちらのサイトは海外ではなく国内サイトです。
僕が女性ならおそらく使い倒しているであろうと思う
女心をくすぐる可愛い写真がたくさんあります。
写真のクオリティに関してもうま過ぎず下手過ぎずで
親しみを得られやすい良い感じの写真になってますので、
特に「Girly(ガーリー)」で親しみやすい雰囲気を
好む女性にはおすすめです。
PAKUTASO(ぱくたそ)
先日「めざましテレビ」にモデルの大川さんが登場していた
国内の写真素材サイト「PAKUTASO(ぱくたそ)」。
大川さん曰く、
この「ぱくたそ」は写真素材を広告やブログなどで
使われることを前提に撮影されており、
広告主やブログ運営者を邪魔しない程度の存在感で
撮影されているそうです(笑)
なので、文字なども比較的入れやすいスペースがあったり
写真素材としては使いやすいので、
日本人モデルの写真素材が必要な場合は
ぜひ「PAKUTASO(ぱくたそ)」をチェックしてみてください。
photoAC(写真AC)
会員登録者数が700万人突破している国内の
超有名素材サイト「photoAC(写真AC)」。
このサイトも基本的には無料で使えますが、会員登録が必要で、
無料会員の場合は検索回数、ダウンロード数に制限があり、
ダウンロード時間も15秒待ちと、
有料会員にならないとイラっとする仕掛けがいっぱいです(笑)
ただ、写真点数などは非常に多いサイトでもあり、
姉妹サイトのイラストACやシルエットACなど、
素材が充実しているサイトでもありますので、
会員登録しておいても損はないと思います。
僕はイラストをガンガン使うため、有料会員になってますが、
それほど頻繁に使わないという場合は、
無料の範囲内でも十分使える素材サイトです。
ただ、使用の際に多少のストレスがかかることだけは
あらかじめご了承ください。
イラストAC
イラストを探すならとりあえずここ。先のphotoACの姉妹サイト「イラストAC」。
photoACの写真点数同様、イラスト点数もかなり多く、
たいていの欲しいイラストは見つかります。
ただ、こちらのサイトも無料だと1日の検索回数や
ダウンロード回数が限られますので、
頻繁に使いそうな方は有料会員になることをおすすめします。
いずれにしても、ココナラなどにイラストをお願いするぐらいなら
イラストACで探す方が絶対に早いし、確実です。
Linustock(ライナストック)
こちらのサイトは点数こそ多くないものの、
イラストのタッチ(描き方)が全て揃っている
サイトの統一感の出したい方におすすめの
国内イラスト素材サイト「Linastock(ライナストック)」
サイト内では線で描かれた線画のイラストと
ベタ色で塗られたフラットなイラストと選択してダウンロードできますので、
シンプルなイラストが欲しい方にはおすすめです。
【プロの現場でも使われている!】有料素材サイト
無料の写真素材サイトはたくさんありますが、
ただ「無料」で使える以上は、他のサイト運営者と
写真素材がかぶってしまう事態は避けられません。
なので、ブログやSNSで気軽に使う場合は
無料素材を使っていても、特に問題ないと思いますが、
逆に有料商品を販売する場合は、ヘッダー画像に無料素材を使っていると、
場合によっては受け手側からの印象を損なう可能性も出てきます。
ということで「ここぞ!」という場合だけ使って欲しい
プロの現場でも実際に使われている国内の有料素材サイトを
ご紹介しておきますので、併せて参考にしてください。
PIXTA(ピクスタ)
僕は有料コンテンツのランディングページを作る際には、
こちらの有料写真サイト「PIXTA(ピクスタ)」で選んで購入してます。
このサイトは流石に有料だけあって、
カメラマンの腕もモデルさんの質も非常に高いです。
ただ、有料素材を探す場合も「時代性」がありますので、
写真素材を適当に選ぶのではなく、時代性にあったモデルさんの顔、
時代性にあった写真のトーンなど、
あまり撮影年代の古そうな写真は選ぶのを避けて、
より受け手側の反応が取れそうな写真素材を時間をかけて
しっかりと選ぶようにしてくださいね。
素材サイトのデメリット
今回、無料でクオリティの高い写真素材などが手に入るサイトを
いくつかご紹介致しましたが、素材サイトの唯一のデメリットは時代性です。
どういうことかと言うと、素材サイトの運営側は
ライブラリの点数を増やすため、どんどん新しい素材を追加していくわけですが、
だからと言って古い写真を削除していくわけではありません。
そうなると当然、過去にアップされていた一昔前の写真も混在するため、
素材サイトを使う側は気を付けて選ばなければ、
時代性に合わない素材を使うことで
世間からの反応が取れなくなってしまいます。
なので、1つだけ気を付けていただきたいのは
文章としての情報も1年経てば当然古くなるわけですが、
写真やイラスト素材に関しても、時が経てば
写真イメージそのものも時代性に合わなくなるということです。
つまり、写真やイラスト素材を選ぶ際も、選んだ後も、
情報の内容や素材の空気感が時代性に合っているのか?
常に客観的に見て判断しながら更新しないと、
写真やイラストの雰囲気が古臭い、情報が古いという理由で
すぐに離脱され読まれないブログになってしまいます。
特に人は一度いらない認定してしまうと、例え別の記事で開いたとしても
「自分には関係のないサイト」とラベリングされているので、
他の記事も読まれなくなってしまうのです。
ですから、素材を選ぶ際には、時代性に合う写真のトーンや
イラストがどんなものなのか、何も調べず適当に使うのではなく、
自分のターゲットがどんな素材の空気感なら
「抵抗なく」見てくれるのか?
それぐらいの情報は雑誌などをコンビニで立ち読みすれば
簡単に知ることができますので、ターゲットの情報を
しっかりと把握した上でデザイン素材を選びましょう。
それこそネットの情報だからといって、
全てがオンラインで完結するという考えでは特にこの先、
情報発信ビジネスでは通用しなくなってきます。
今の時代を生きてる人はほとんどが
オンラインとオフライン、両方の世界を行き来してます。
だからこそ、情報発信する際には、
自分のターゲットが今、何を求めているのか?
どんな情報に興味を持って「どんなイメージ」を見ているのか?
そこに使われている写真やイラスト、
デザイン処理など、様々な情報をインプットした上で、
「ターゲットに違和感のない世界観」を演出するのが重要です。
そうすることで、ターゲットにとっては
居心地の良いブログやWebサイトになることで
しっかりと記事が読まれ、自然と滞在時間も伸びていきます。
ですから、素材サイトから写真やイラストを選ぶ際には
視覚的な「時代性」を考えた上で、
写真やイラストを慎重に選ぶようにしてください。
それをどうチェックすれば良いか分からない場合は
- ファッション
- メイク
- ヘアスタイル(ヘアカラー)
- 明るさのトーン(写真の明暗)
特に人物の場合は、ファッションやメイクを見れば
古いか新しいか女性なら分かるはずです。
素材写真はなんでも良い。
そういうわけではありません。
それこそ時代性に合わない昭和っぽい写真1枚使うだけで
そこに書かれた情報も古いと認識されてしまいます。
なので、所詮無料素材と思うかもしれませんが
「されど」無料素材なのです。
無料で、しかも、誰もが同じように使えるからこそ、
ブログやWebサイトに使う素材は慎重に選ぶようにしてください。
あなたの「面倒臭い」が結局、
- 古臭い
- よく分からない
そうした印象を読者に与えてしまい
結果、何も読者から信用も好意も得られず、
ブログの価値が価値として認められなくなってしまいます。
僕は相手のことを考えて作れば作るほど、書けば書くほど、
その想いはきちんと相手に伝わると思っています。
ですから、写真素材1枚選ぶにしても、
自分の世界観を表すもの、ターゲットが好みそうなもの、
いろんな角度でぜひ素材選びも面倒臭いと思わず楽しんでください。
画像やイラスト素材を使う時の注意点
今回、僕がご紹介したサイトは全て著作権フリーの素材サイトで
使用する際には特に「クレジット表記」など必要としないサイトばかりです。
ですが、素材サイトによっては、
「クレジット表記」を載せる場合にのみ使用可能など、
利用条件が異なる場合がありますので、
いくら無料素材だからといってサイト運営者の利用規約を
無視した使い方をしないようにご注意ください。
実際に以下の禁止事項が設けられているサイトはたくさんあります。
- 再配布の禁止
- 販売の禁止
- 加工なしでの販売の禁止
- 公序良俗に反する写真素材の使用の禁止
特に、無料の画像やイラスト素材を自分で集めて
それを有料素材として売るなど、悪質な行為は犯罪になりますので、
そうした非常識なことは「知らなかった」では済まされません。
無料素材というのは基本的に、
利用者の方に気持ちよく使っていただくために
提供されているものばかりですので、
サイト運営者の想いやご好意を踏みにじるようなことは避け、
「無料で使わせていただけけることに感謝しながら」
利用規約のルールに基づいて使うようにしてください。
また、写真素材やイラスト素材は、一見同じように見えても文章と同じで
写真の撮影者やイラストの制作者にも癖は必ずあります。
なので、特に写真素材の場合、おしゃれな雰囲気にしたいのであれば、
少なくとも国内サイトの写真と海外サイトの写真を一記事に混ぜるのではなく、
同じ素材サイトからダウンロードした画像や
できるだけ作者が同じ写真やイラスト素材を使うようにしてください。
イラストの作者や写真の撮影者を揃えるだけでも
デザインの空気感はある程度揃いますので、
デザインが苦手、よく分からないという方にはおすすめです。
最後に1つだけ。
国内サイトの場合はダウンロードする際、
画像サイズ(大きさ)やファイル容量(データサイズ)を
選ぶこともできたりしますが、
海外サイトの場合は、画像サイズが大きく
ファイル容量が以上に大きい画像も普通にアップされてますので、
使用する際には、画像サイズの調整をおすすめします。
僕たちプロのデザイナーの場合は、
photoshop(フォトショップ)を使って簡単に
画像サイズやファイル容量を調整することができますが、
そうでない方のために知っておくと便利なツールを
こちらの記事にまとめました。
なので、まだブログを始めたばかりで、
画像の扱いをどうしたら良いか分からないあなたは
ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
おしゃれなブログに最適な画像・素材サイトまとめ
今回はおしゃれなブログに仕上げるために最適な
画像やイラストの素材サイトをご紹介致しました。
ただ、この記事の冒頭でも書きましたが、
ネットからいつでも拾える無料素材は
誰でも簡単に手に入ってしまうため、
同じ画像を使っている人はたくさんいますし、
本当にオリジナリティのあるブログやWebサイトにしたい場合は、
自分で写真を撮ったり、イラストを描くしかありません。
そういう意味で今は無料でクオリティの高い素材が、
誰でも使える分、オリジナリティを出すのは難しくもあります。
ただそうして、無料素材に関しては一長一短あるのですが、
それでも無料素材もうまく使うことで、自分の世界観を表現したり
受け手側に伝わりやすい記事が作りやすいのも事実です。
なので、世間に役立つ情報をしっかり配信しつつも、
あなたらしい魅力が伝わる写真やイラスト素材をうまく使いながら
ブログの運営を楽しんでください。
最後までお読みいただきありがとうございました。