ここあです。
こちらの記事にも書かせていただきましたが
「THE THOR」もリリースされてから1年が経ち
だいぶ利用ユーザーも増えてきました。
なので、
ぼちぼちきちんと「他のサイトと差別化したい」と
考えている方もいらっしゃると思います。
ということで、今回は
「スクロールで開始する蛍光マーカー」をTHETHORで表示させる方法
について解説させていただきます。
スクロールで開始する蛍光マーカーとは?
THE THORにはデフォルトで
テキストにマーカーを引く機能があります。
スタイル → マーカー(太)→ レッドなどで色や太さを選択
なので、
「THE THOR」ユーザーであれば誰でも簡単に
自分が書いた記事にマーカーを引くことができます。
しかし、どのテーマもそうですが
デフォルトの機能ばかり使っていては
他のサイトとうまく差別化することができません。
もちろん、記事を書く内容で差別化するのは大事ですが
やはり「どれも似たようなサイト」と思われないためには
デザインによる差別化というのも重要となります。
ということで、今回あなたにご紹介するマーカーは
「THE THOR」のデフォルト機能を使ったマーカーではなく
新たに「JQueryとCSS」を使ったマーカーアニメーションを
表示させる方法です。
あなたも他のサイトでよく見かけると思いますが
画面スクロールで開始するマーカーというのは
以下のようなマーカー 。
画面スクロールするとマーカーが引かれる蛍光マーカー。
見逃したあなたは画面をリロードしてみてください。
※画面をスクロールさせると左からマーカーが引かれるというアニメーション付きのマーカーです。
もしもあなたが上記のような画面スクロールと同時に開始する
蛍光マーカーを使ってみたいという場合は
このまま読み進めてくださいね。
コピペだけで簡単に設定できますので^^
スクロールで開始する蛍光マーカーにはJQueryを
私がいつも紹介しているカスタマイズ方法というのは
基本的に「HTMLとCSSのみ」でできることがほとんどですが
今回はHTMLとCSSのみでというわけにはいきません。
なので、マーカーアニメーションを使うためには
簡易プログラムである「JQuery(ジェイクエリー)」を使います。
ということで「THE THOR」をご利用中にあなたは
ダッシュボードメニューから外観 → カスタマイズ →
基本設定[THE]→ 高度な設定をクリックしてください。
そうすると以下のような「</head>直上の自由入力エリア」
という表示項目がありますので、
その部分に以下「JQueryのコード」を追記しましょう。
ただし、設定は必ず自己責任でお願いしますね。
- 高度な設定にコピペ
<script src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1.11.0/jquery.min.js"></script>
<script>
$(window).scroll(function (){
$(".marker-animation").each(function(){
var position = $(this).offset().top;
var scroll = $(window).scrollTop();
var windowHeight = $(window).height();
if (scroll > position - windowHeight){
$(this).addClass('active');
}
});
});
</script>
上記コードがコピペ出来たら、設定を保存してください。
蛍光マーカーのCSSコードを新たに追記
先にも説明した通り、THE THORにはデフォルトで
あなたが書いたテキストにマーカーを表示させる機能がありますが
今回は、それ以外のマーカーとして
新たに画面スクロールに対応する
蛍光マーカーのCSSを追記します。
追記コードは以下の通り
- 追加CSSにコピペ
.marker-animation.active{
background-position: -100% 0.5em;
}
.marker-animation {
background-image: -webkit-linear-gradient(left, transparent 50%, rgb(255,250,204) 50%);
background-image: -moz-linear-gradient(left, transparent 50%, rgb(255,250,204) 50%);
background-image: -ms-linear-gradient(left, transparent 50%, rgb(255,250,204) 50%);
background-image: -o-linear-gradient(left, transparent 50%, rgb(255,250,204) 50%);
background-image: linear-gradient(left, transparent 50%, rgb(255,250,204) 50%);
background-repeat: repeat-x; background-size: 200% .8em;
background-position: 0 0.5em;
transition: all 2s ease;
font-weight: bold;
}
こちらのCSSコードをダッシュボードメニューから
外観 → カスタマイズ → 追加CSSとクリックすると
CSSコードの記述ができます。
ここにCSSコードを貼り付けましょう。
ここまでできたら、あとは記事を書くだけです。
とは言え、記事を書く際には上記CSSを
読み込む必要がありますので
スクロールマーカーを表示させる場合は
以下のHTMLコードを使って文章を書くようにします。
- HTMLコード
<span class="marker-animation">ここにマーカーをつけたい文章をいれてください</span>
また、毎回上記HTMLコードを書くのは非常に面倒ですので
WordPressのプラグイン「Add QuickTag」に
HTMLコードを登録しておくと便利です。
例えば、私の場合であれば
上記コードを以下のように「Add QuickTag」へと設定しています。
そうすることで、記事を書く際には
いつでもコードが簡単に呼び出せますので
スクロールマーカーを表示させたい時にはすごく便利です。
なので、面倒臭がり屋さんこそ、ちょっと一手間かけて
「Add QuickTag」にHTMLコードを設定してみてくださいね。
スクロールマーカーのカスタマイズ方法
今回は、画面スクロールによるマーカーの表示だけですので
あまりカスタマイズする部分はありませんが
念のためスクロールマーカーのカスタマイズ方法も記載しておきます。
スクロールマーカーの色を変更する方法
まずは無難にスクロールマーカーの色を変更する方法ですが、
色を変えるための場所というのは以下の部分になります。
background-image: -webkit-linear-gradient(left, transparent 50%, rgb(255,250,204) 50%);
マーカーの色はRGBカラーrgb(255,250,204)で指定してあります。
なので、通常のカラーコード#000000で表示させる場合は
このように、rgb(255,250,204)の部分を#000000と
background-image: -webkit-linear-gradient(left, transparent 50%, #000000 50%);
6桁のカラーコードを入力しても大丈夫です。
ただし、カラーコードの入力項目は全部で5カ所ほどありますので
background-image: -webkit-linear-gradient(left, transparent 50%, rgb(255,250,204) 50%);
background-image: -moz-linear-gradient(left, transparent 50%, rgb(255,250,204) 50%);
background-image: -ms-linear-gradient(left, transparent 50%, rgb(255,250,204) 50%);
background-image: -o-linear-gradient(left, transparent 50%, rgb(255,250,204) 50%);
background-image: linear-gradient(left, transparent 50%, rgb(255,250,204) 50%);
もしも色を変更する場合は、必ず5箇所とも同じ色に変更してくださいね。
また、以下のサイトを使えば6桁のカラーコードを
RGBカラーに変換することもできますので
6桁のカラーコードを入力し変換された数字を
rgb(255,250,204)
ここの数字を入れ替えていただいても大丈夫です。
ちなみに数値の並びは左から順にR、G、Bとなりますので
上記コードの場合であればrgb(255,251,125)
と打ち変えれば
色見本と同じ、黄色にすることができます。
なので、色を変更したい場合は
- カラーコードを6桁のコードに変更する
- 6桁のカラーコードをRGBに変換する
いずれにしても
あなたがやりやすい方でカスタマイズしてみてくださいね。
マーカーの表示速度を変える方法
スクロールマーカーは表示速度の変更もできます。
表示速度を変更する場合は以下の部分
transition: all 2s ease;
こちらのコードにある秒数2s
の部分で調整します。
上記コードは簡単にいうと
マーカーを全て表示させるのに2s
つまり、
2秒かけて行うという設定です。
なので「マーカーの表示速度が少し遅い」と感じる場合は
1sや1.5sなどにすると表示速度が速くなりますし
逆に3sや4sなどにすることで、さらに表示速度を遅くすることもできます。
表示速度に関しては、完全にあなたの好みとなりますので
適度に数字を調整してみて、あなたが一番「心地よく感じる」
表示速度というのを割り出してみてください。
フォントの太さを変更する方法
今回、スクロールマーカーのコードに関しては
マーカーを引きながらより目立つよう文字を太字にしてありますが
特に太字じゃなくても良いというあなたは、以下のコード
font-weight: bold;
の表記をfont-weight: normal;
に打ち替えるか
もしくは、font-weight: bold;
の行を丸々削除するなど
してみてください。
そうすることで、フォントの太さは通常の太さに戻りますので
フォントの太さに関してもお好みで設定してみてくださいね。
スクロールで開始する蛍光マーカーの表示方法まとめ
今回のスクロールマーカーに関しては以下の記事
「スクロールで開始!CSSとjqueryで作るマーカー(蛍光ペン)アニメーション」という
ぐりおさんのブログを参考にTHE THORに反映するならコードをどこに書くか?
ということで、検証しながら、解説させていただきました。
とは言え、最初にも記載しておりますが
今回ご紹介させていただいたコードは
JQuery、HTML、CSSの記述先さえ分かれば
どのテンプレートでも使えるコードとなっています。
なので、私のテーマ「STORK」でも
やろうと思えば簡単に実装できますので
- 他のサイトと差別化したい
- もっと読者に要点をきちんと伝えたい
というあなたは
ぜひ、今回の記事を参考にチャレンジしてみてください。
正直、私もJQueryやJavaScriptに関してはほとんど知識がありませんが
それでもきちんと検証しながら、コードさえ実装できれば
簡単に使うことができるんですね。
つまり、何事もそうですが、好奇心を持って自ら学び
それを自分のものにするかどうかはあなた次第だということです。
だから、今回ご紹介した記事もそうですが
まずは「できない」とは決めつけず
とにかく「やってみよう」という気持ちを大事にして
ぜひ色々と試してみてください。
ただし、基本的にサイトをカスタマイズする場合は
いつどんなリスクがあるかも分かりませんので
必ず何かをする時は
「バックアップを取る」という習慣も
つけるようにしてくださいね。
何かあってからでは遅いですし
あとで泣くのはあなたですので…
ということで、少しでもあなたのブログライフが
楽しくなることをお祈りしています^^
最後までお読みいただきありがとうございました!